3月11日(土)☀️
「顔みたいに見える鉱山跡を見に行ってみようよ」と旦那からの提案
歴史的なものに詳しくないから丹沢の鉱山跡といってもあまり興味が湧かなかった。
顔みたいに見える という部分で何となく惹かれて私も見に行ってみたくなった。
廃道になっている書策新道の白竜の滝付近にその鉱山跡があるらしいのだ。
その後に塔ノ岳の何処かに残る尊仏岩跡も探しに行ってみることにした。
4:30頃に家を出発。
途中セブンに寄って昼ご飯と補給食を買っていく。
大倉🅿︎は8〜9割ほど停まっていた。
みんな早いな…6時だともう満車になってしまうんじゃないか?
4:58 大倉を出発した。
ヘッドライトを付けてしばらく暗い戸川林道を歩いていく
5:45 だいぶ薄明るくなってきたのでライトはザックにしまった
6:17 戸沢出合に来るまでに車は10台ほど通り過ぎていった
戸沢出合までは車で来れるのだが、でこぼこの林道で車を傷つけたくなくて大倉から1時間20分歩いた
戸沢駐車場からさらにもう10分ほど歩いて書策新道入口に来た
沢を横断して階段を登る
6:30 書策新道の取り付き。
廃道(通行止)なのでロープは張っていますがここを入っていきます
6:56 弛み橋にしっかりしたトラバース道ができている
崩壊地を通過していく
薄いトラバース道
慎重にいく
7:04 ここをトラバースしようと旦那が試みようとしたがこの先が無理だと言って戻ってきた。
上部に付いたロープがだいぶ高い位置にあり、尚且つ足元がズルズルの斜面、これは無理だろうと。
手前には降りるロープが垂れている。ここは降りる選択しかないようである。しかし、ここも踏ん張り効かなそうなザレ斜面。ロープ頼りに降りるのはどうだろう…。
一瞬、早々の撤退が頭をよぎる。
旦那が「チェーンアイゼンを出そう!」と言った。
ちょっと広めの場所に移ってチェーンアイゼンを装着した。
それでもズルズルに滑ったが無いより断然いいだろう
降りてから見るとあの上部のロープを伝ってトラバースはかなり危険だ。やはり一旦降りてトラバースが正解だと思う
沢を上がっていく
再びロープのトラバースが現れるがここはいけた
沢を降りていくと
テープの目印があるのが目につく
少し長閑な道になった
空き缶の目印から左に方向を変える
7:44 するとまもなくホソノノ尾根の目印があった。割と目立つように付いている。
前から気になっていたマイナールートである。
予定ではこの先の白竜の滝付近の鉱山跡を見に行ってからこの分岐に戻って木ノ又大日を登るつもりでいた
7:53 あとでホソノノ分岐に戻る…という頭があったせいで焦っていたのか、あの滝を白竜と滝と勘違いして登っていこうとした。
ヤブがあまりに厄介で断念し降りてきた。
降りてくると明らかに滝が違うと気づいた
焦りで先ほどの滝を登り詰めようとしてかなり神経を使ってしまった。
今回はホソノノ尾根は諦めることにしよう。。
8:11 見覚えのある白竜の滝の右側を登っていく
この岩で新道をやや左に離れる
矢印←のペンキ方向の逆を進む
黄色のテープの目印があった
8:23 顔のように見える鉱山跡に出た。
私はハムスターに見えたかな🙄
よく見ると優しそうでつぶらな瞳。愛らしく思えてしまう🐹
また泣いているようにも見えて…🥲
季節によって、見る人によっても見方が違って見えてきますね。
穴に入れるそうですが、危なそうなのでやめておきます
8:41 新道に戻り、その先の道を丁寧に登ることだけに専念。
一度にあれもこれもと予定を詰めるのはよくないですね
目印に向かって横断
8:49 道がスッパリ寸断されている!
高巻いて横断し振り返る。
以前来た時は快適に歩けていた道だったが崩落でぶっつりと途切れていた
9:12 書策小屋跡に出た。緊張がほぐれた😮💨
本当はホソノノ尾根から木ノ又大日に出たかったけど…それはいつかまた
さぁ、次は塔ノ岳に向かおう
9:22 新大日茶屋跡。茶屋が解体され、富士山が頭を覗かせている
9:33 木ノ又小屋。
ホソノノ尾根でここに出てくる予定だった。いつかチャレンジしたい…
富士山と尊仏山荘が見えてきた
10:00 塔ノ岳から富士山がバッチリだ👌🏻
気温が上がって今日は半袖でもいいくらい
10:02 人が居ないのを見計らって丹沢山に向かう道から離れる
薄い踏み跡を辿ってどんどん下っていく
所々に凍った雪が残っていた。チェーンアイゼンしておけばよかった…
10:13 踏み跡が不明瞭になってきた急斜面から何とかここに辿り着きました。
だいぶ近くに来てるはず…
この大岩を右下に降りて行くと、
…ありました!
10:20 尊仏岩跡です
前日に日本むかし話 尊仏様の回を見ました
尊仏様に対する想いを高めてきました🙏🏻
実際の尊仏岩は関東大震災の時に落ちてしまったのだとか…。
その岩跡がここのようです。とても険しい急斜面にあります
尊佛としっかり彫られています。
手を合わせ一礼して後にしました
10:34 登山道に復帰
塔ノ岳への道はぐっちゃぐちゃ。
泥ハネは避けられませんね😰
尊仏山荘で買ったパウンドケーキとクッキー。
これがめちゃくちゃ美味しくて塔ノ岳に登るたび買ってます
10:50 最後に塔ノ岳から表尾根と霞んだ大山を望む
11:16 新大日で下山開始。ベンチは沢山の人が休憩していました
真新しい木段に心弾む♪
ロープを張った所は旧ケヤキ沢ルートの入口と思われる
11:31 新しく開通されたケヤキ沢ルートで下山します
上級者向け、特に下り…とあります。慎重にいきます
新ピカの『登山道』と書かれた標識✨
表尾根を歩く登山者がここからよく見えました。
九十九折りの道はしばらく続きます
新築の山道を歩いているかのよう。所々柔らかめの道があったりします
木の赤ちゃんがひょっこり🌱可愛いなぁ。。
眼下に旧登山道の標識が残されたままでした
ここで旧ケヤキ沢ルートと合流
よく整備されてます✨
岩をへつるところは道が無いので注意していきます
ここだけ見ると露天風呂みたい。天然と思えない完成度だわ…
岩が滑るので渡る時は注意を
水の透明度に癒されます🌿
12:22 ここでお昼にしました
沢の音をBGMに🍙🌿
巨岩が目立つ道に。このルートは変化に富んで面白かったです
昔の古道標がまだ残っていました
新大日から誰ともすれ違わず、静かな山道でした。このルート気に入ったな✨
押出し橋。昭和三十三年って書いてあったかな
咲き始めのミツマタが出迎えてくれました
初々しいです
フサザクラ。サクラの仲間ではないそう
13:55 丹沢ホームを通過。
この先の札掛の家でおトイレを借りました。トレラングループも同時刻に大勢集まっていました。男性が多かったので旦那はトイレで少し待つようだったみたい
札掛吊り橋
70号線のミツマタが群生していました
いい香りが漂ってます
陽の当たりによって満開に近いものも
先ほどのトレラングループが坂道をぐんぐんと駆け上がって行きます。抜いて行く時にこんにちは〜と挨拶していくランナーさんも。頑張ってますね
諸戸に近づくにつれミツマタはつぼみが多いです
こっちは遅めなのかな
15:29 菩提峠駐車場で帰り支度している登山者を横目に通過します
林道を歩きながら三笠山のどら焼きを補給♪
春の香りがする🌸
15:41 陽が伸びて時間にゆとりがあるので今回は菩提方面には降りず、前から気になっていた右側の表丹沢林道を歩いてみます
15:58 二ノ塔尾根分岐を通過
4月から新しい道になるようですね。下地をならしている途中でしょうか
16:24 牛首にきました
ここから三ノ塔尾根に入って大倉に下山します
ずっとアスファルト歩きだったからやっぱ山道は足に優しい✨
オニシバリあちこちに咲いてました
今日の登山の無事を感謝して✨
旦那が男女の木みたい☺️と。
なるほど…荒々しい感じと、滑々な感じ。
種類が全然違う木が並ぶと面白いね
暖かくなってマムシソウが出始めてきました
モミジイチゴ日影でひっそりと
ヤマルリソウが顔を出してます
いっぱい咲いてますね
17:23 今日の山旅は終わりです。せっかくなので戸川公園の花を少し見ていきます
陽が沈みます…
オカメ桜は少し散り始めです
アップにすると可憐なピンク
満開のモクレンと吊り橋
河津桜は葉桜でした🌸
ここのモクレンは満開の一歩手前くらい
暖かくなって一気に咲き始めている様子
あら、この子。。
桜の木でもひとつだけピョコとした子っていますよね(*^^*)
旦那が提案した鉱山跡がキッカケで書策新道を2年ぶりに歩きました。以前の道と様相がだいぶ変わり苦戦しました。
これ以上崩落が激しくなったら書策新道を登る機会は無いかもしれません。。
折を見てホソノノ尾根はチャレンジしてみたいです。