8月12日(土)☔️/☁️
今晩泊まる湯治部屋はクーラーがなく扇風機のみ。
1階の休憩室は割と涼しいのですが、2階の湯治部屋は蒸してずっと水分ばかり飲んでました💧
酸ヶ湯温泉旅館は標高900mほどありますが、夜でもあまり涼しくはなかったです。
登山の緊張感が解けていないのか、目を瞑っても眠気が全然訪れず 殆ど眠ることができませんでした。
私が布団でモゾモゾ寝返りばかりしていたので旦那も気になってあまり眠れなかったようです。
登山で身体は充分疲れているはずなんですが…やっぱ暑さでの寝苦しさですかね。
湯治部屋だからあえてクーラーを置かず自然の風でゆったり過ごしてください というのが旅館のコンセプトのようですね
朝食は6:45からです。私たちは6:50頃食堂にきました。まだ宿泊者の人は少ないです。
朝食バイキングは和風、洋風とも種類が豊富にありました。
青森県産とあった、リンゴジュース、牛乳、お米。パン🥐を2個食べてお腹いっぱいだけど青森県産のお米を少しでも食べたくてカレーかけていただきました🍛美味しかったです✨
でもせっかく旅館に泊まりにきたんだから和食中心に選べばよかったなぁと。いつも家で食べるような朝食メニューにしてしまって、、後からの後悔です…😞💧
旦那の方は和食、洋食ともバランスよく選んでました。
7時10分くらいになると食堂の席はほぼ満席に。トレーを持って空いてる席を探して彷徨いている人をチラホラ見かけます。
30分くらい食べてお腹いっぱいになったところで席を離れることにしました
湯治部屋に上がる階段の雰囲気がレトロでいい感じ
8:30 会計を済ませチェックアウトしました。
8:50発 宿の無料送迎バスに乗って青森駅に戻ります。
送迎バスはマイクロバスを想像していましたが、観光バスサイズで驚きました。多くのお客さんが並んでいましたが全員座れていました。
さすが本格旅館は違うなぁ〜と思いました
青森駅に戻ってきました。
駅前のコインロッカーに重たいザックを預けて『八甲田山雪中行軍遭難資料館』に向かいます。
市営バス3番のりばから構内環状行きに乗車しました。
40分ほどバスに揺られ、『幸畑』バス停に下車。資料館はバス停から7〜8分ほど歩きます
資料館の看板が見えてきました
11:00 資料館に着きました。観覧料は270円です。
雨のせいか、私たちの他に4〜5人と少なめでした
弘前隊、青森隊 それぞれの行軍ルートを見ました。
先発した弘前隊は200㎞以上の距離を11泊、一人も犠牲者を出さず無事全行程を踏破して戻ってきたといいます。
青森の山、雪の経験が豊富な地元青森出身者が多くいたこと、経験のある村民を案内人として雇ったこと、雪中行軍に対する研究・準備が十分になされていたことなどが行軍成功の要因に繋がったと考えられています
革靴を履いていたものは全員凍傷になってしまったという…😰
藁靴とは…🥶雪が染み込みそうで寒過ぎる🤧
油紙と唐辛子🌶️
当時はこういう物で行軍されていたのか…
当時の防寒装備は現代のものとは比べようもなく貧弱なものでした
雪壕を掘っても天井を覆うことができず寒さは凌ぎきれません。
−20℃を下回る中で眠ることを許されず、軍歌を斉唱しながらひたすら足踏みし続ける…
飢えと寒さと疲労と…過酷過ぎる。吹雪く冬山は心底おそろしく思います
青森隊の方は20㎞の行軍を1泊2日程度と危機意識が薄く、軽装で気軽に考える者が多かったこと、携帯していたおにぎりは凍って歯が立たず空腹状態が続いていたこと(おにぎりが凍結しないよう胸元に入れておかなかった)、厳しい風雪と寒気でロクに休憩をとることができなくて疲労が溜まっていたことなどが生死を分けたといいます
生還者のアルバムから。
むやみに騒ぎまわらず風を凌げる場所でジッとしていたこと、行軍隊の中でただひとりゴムの長靴を履いていたことで凍傷を逃れたという。
こんな僅かな装備の差で生死が分かれるのですね。。
仮死状態で見つかった後藤房之助伍長。
本当は昨日の登山の後で馬立場の後藤房之助伍長の銅像を見に行きたかった。
最初の登山計画で赤倉岳から北八甲田の尾根〜田代方面に抜けるルートを検討していました。が、
北八甲田方面の道は少し難しそうに思えたので…。今回は無難に酸ヶ湯温泉周回ルートにしました(昨日は熱中症になりかけるくらいだから周回ルートで正解でした)
210人中199人が亡くなってしまったという山岳史上最大の遭難事故。
冬山の恐ろしさをこの雪中行軍の悲劇の歴史からまざまざ思い知らされます…
後藤房之助伍長の銅像(レプリカ)
馬立場にある実際の銅像に出会えませんでしたが、レプリカを見れただけでも充分です。。
貴重な資料を読ませていただきありがとうございました
墓苑を見て行きます
立派なアカマツが植えられています
かなり広い墓苑でした。
今回の登山旅行はこの資料館を見ることも目的のひとつ。
遠い青森の地に遥々足を運ぶことができてよかったと思います
12:36 ちょうどいいタイミングで青森行きのバスがきました
13:12 くどうラーメンでお昼にします🍜14時までなので間に合ってよかった〜💦
青森の名物ラーメンだけあって店内は混み合ってます。10分ほど待って席につきました
あっさりした昔懐かしの醤油ラーメンです。
イワシの焼き干しなどで作るスープはちぢれ麺に合います。麺の量が選べて何より安くていい👌🏻✨
次に観光物産アスパムに向かいます
三角形の建物が遠目から目立ってわかりやすいですね
旦那はこのゆるキャラが気に入ったようです(^^)
東北限定のジョージアとねぶた焼でおやつタイム♪
アップルパイ🍎美味しそうな匂いに釣られて買いました😄
青森ベイブリッジを望みながら散策
八甲田丸
青森にビーチのイメージってなかったなぁ⛱️
A-FACTORYでお土産を買って行きました
ジェラートも。
あえてりんごではなく、胡桃と桃をチョイス😁美味しかった〜♪
15:30 青森駅近のホテルにチェックインしました
初日のホテルより少し広めかな。
アメニティが豊富で、バストイレが別なのもポイント高い👍🏻あとパジャマが上着とズボンに分かれているのも嬉しいね😃
夕食はホテル下にある大戸屋で食べました
しっかりデザートも😁✨
部屋に戻ってからアスパムで買ったアップルパイ🍎を食べました。
今日はたくさん食べてお腹も心も満足です。
数日前から心配していた台風🌀ですが明日の新幹線は大丈夫そうです。よかった〜😮💨✨
8月13日(日)☁️/🌧️
青森最終日の朝。ここのホテルは朝食付きにしました
気がつくとやっぱりいつものクセで洋食メニューを取ってしまっていました💧
青森の特産おかずがいっぱいあったのに〜〜😖私はこういうバイキングはどうも下手です
旦那は和食中心メニュー。
塩辛が美味し過ぎてごはん2杯🍚お代わりしちゃったと嬉しそうに話す。満喫してるね〜
私も次の登山旅行の時こそは和食を選ぼうっと。。
新青森駅 1階の旬味館で最後のお土産を見てまわります。
ここでしか食べれない🌽🍦というキャッチセールスに弱いです。。
濃厚なコーンの甘い粉末がまぶされてこれがウマイ❗️買ってよかったぁ😆
青森といえば三内丸山遺跡。ここも行きたかった。
一度の旅行で回りきれないですね。他に恐山とかも気になるし…。
まぁ今回の目的は八甲田登山だから、観光は登山と別として来た方がよさそう。。
11番ホーム、11:52発はやぶさ 東京行きがそろそろきます。
4日間楽しく過ごした青森とお別れです。。名残惜しい🥲
旬味館で買った🦑いか飯弁当🍱
いか飯大好きなので見つけた時は即買い🤩でした
目の前で手焼きで作ってたところを見て美味しそうだったので津軽路せんべい買いました♪
アーモンドの他にピーナッツ、ピスタチオがありました。ナッツ好きにはたまりません😁
お土産色々買いました。中でも青森ヒバの香りミストがお気に入り🌿
この匂いを嗅ぐと八甲田の大自然の思い出が蘇ります。
八甲田山雪中行軍遭難の歴史で繋がった今回の青森登山旅行。
知らなかった青森の魅力を旦那と共にいっぱい感じてきました。
また、きます。楽しかったです、青森🌲✨